2019年01月09日

今年もよろしくお願いいたします

 2019年、当事務所は1月7日(月)から仕事始め。年初ですので、今年はこういう年にしようなどと抱負を語れるとよいのですが、休みでなまってしまった頭や体を元に戻すまもなく通常の業務が始まってしまった感じで、まだ何も考えてないのが正直なところ。ですので、難しい業務計画なんぞは横に置いておいておきます。

 シンプルですが、ご依頼された事件に今年も全力で取り組んでいくという心構えを大切にして1年を過ごしていきたいと考えています。今年もよろしくお願い申し上げます。

(弁護士 天野正男)
posted by kouhokusogo-lawoffice at 14:48| お知らせ

2018年12月27日

2018年もお世話になりました

 2018年は、年明けから事業所の閉鎖・破産申立て作業から始まり、NPO法人消費者支援かながわの適格消費者団体の認定申請作業、横浜国立大学ローススクールの集中講義、債権保全の対応、製造物責任訴訟の準備・・と通常業務に加えて、特に対応しなければならないことが途切れることなく続いたため(時期が重ならなかったのは良かった)、気がついたら年末だったというのが素直な実感です。

 その中でも一番印象に残っているのは、国大の夏季集中講義ですかね。まさか、自分が院生向けに講義をすることになるとは夢にも思いませんでしたが、学生の方が非常に熱心だったこともあって、コマ数を経るごとにこちらも楽しく講義に臨むことができました。終わった直後に「こういうのも面白いな」という気持ちになったのは、自分のことながらちょっとびっくりしましたけど。

 ここの更新作業も滞ってしまいましたが、HPも含めて定期的に更新作業をしないとだめですね。自分の事務所のことを放っておくとは何事か!ということもありますが、なにせ素人なもので、ちょっと間隔が空いてしまうとHPを更新するための操作方法自体を忘れてしまっているという・・。

 今年1年間、お世話になりましてありがとうございました。新年は1月7日(月)から業務開始の予定です。休業中はご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

(弁護士 天野正男)
posted by kouhokusogo-lawoffice at 15:36| お知らせ

2017年11月29日

犯罪被害者のプライバシー尊重を求める会長談話(神奈川県弁護士会)

基調報告の続きを書こうと思いながら、日々の仕事に追われてなかなか書けずにおりますが、それはまた次にして本日は神奈川県弁護士会の会長談話のご紹介です。本当はもっと早くアップしたかったのですが。。。

本年11月17日、神奈川県弁護士会は、犯罪被害者のプライバシー尊重を求める会長談話を出しました。
http://www.kanaben.or.jp/profile/gaiyou/statement/2017/post-280.html
2015年3月にも、報道が過熱し犯罪被害者のプライバシーが一方的に奪われる状況に対して配慮を求める会長声明を出しています。
http://www.kanaben.or.jp/profile/gaiyou/statement/2014/post-207.html

2年半が経過しても、同じことが繰り返されていることに愕然とします。
名前や写真をはじめ、被害者のプライバシーが、当事者の同意もなく、場合によってはその意に反して、一方的に報道されています。
しかも、報道されていることが全て事実とは限りません。

マスコミが自宅周辺に押し掛けて、家から出られない状況になったら・・・
ふと点けたテレビで、自分や家族の写真や映像が容赦なく流れているのを目の当たりにしたら・・・
インターネットで虚実入り混じった情報が垂れ流され、名前や住所までさらされていたら・・・
個人を特定して、その尊厳を踏みにじるような書き込みが飛び交っていたら・・・
私だったら耐えられないかもしれません。
確かに犯罪には公共的な性格もありますが、だからといって、それまで普通に生活していた被害者の名前や顔写真、周辺情報も公にしていいと考えるのは乱暴だと思います。

(弁護士 天野康代)
posted by kouhokusogo-lawoffice at 22:10| お知らせ

2017年10月22日

シンポジウムで基調報告をおこないました(1)

今年度の日弁連人権擁護大会が、10月6日に滋賀県大津市で開かれ、「犯罪被害者の誰もが等しく充実した支援を受けられる社会の実現を目指す決議」が採択されました。
https://www.nichibenren.or.jp/activity/document/civil_liberties/year/2017/2017_1.html
そして、これに先がけて5日に開かれたシンポジウムにおいて、私は第1部の基調報告をおこない、犯罪被害者支援のこれまでの歩みと今後の課題について報告しました。

2000年には、いわゆる犯罪被害者保護二法が成立し、少年法も改正されて、新たな制度が新設されました。例えば、証人として出廷する場合の負担軽減措置、意見陳述制度、被害者の優先傍聴、記録の閲覧謄写、刑事和解制度などが新設されました。少年事件においても、記録の閲覧謄写や、意見聴取制度、審判結果通知制度などが新設されました。
このように、犯罪被害者の地位に一定の向上はありましたが、「被害者の権利」が確立されたとは言えず、その後も被害者の権利確立を求めて様々な活動がなされました。

そして2004年12月に犯罪被害者等基本法が成立し、同法には被害者に「権利」があることが明記され、この基本法に基づいて犯罪被害者に対する支援制度がそれまで以上に整備されるようになってきました。
2005年に閣議決定された犯罪被害者等基本計画下においては活発な議論がなされ、2007年に被害者参加制度と損害賠償命令制度が創設されました。いずれの制度も、2008年12月に施行されています。また、2008年6月には少年法も改正され、事案によっては被害者が少年審判を傍聴することが可能になったほか、審判状況説明制度が新設され、記録の閲覧謄写をできる範囲が拡大されたり、意見聴取対象者が拡大されたりしました。

その後、2011年に第二次基本計画が、2016年に第三次基本計画が閣議決定され、被害者支援施策をより良くするための法改正や運用改善などがなされているものの、第一次基本計画下におけるそれと異なり、犯罪被害者支援施策の推進に停滞が見られると言わざるを得ません。
ではなぜ支援施策の推進に停滞が見られるのか。今回のシンポジウムでは、基本法で謳われた被害者の「権利」が本当に確立されたと言えるのか、被害者が単なる保護の客体ではなく国家等の対応を求めていく主体であるということをまずは再確認し、被害者が権利の主体であるということを、今後の施策推進の柱とすべきであると報告しました。

以前に比べれば被害者支援施策は前進したとはいえ、まだまだ課題は山積しています。
その課題について、被害者の方々にビデオインタビューを行い、生の声をご来場いただいた方々に聞いていただきました。
長くなりましたので、「課題」につきましては後日改めて(2)としてお伝えしたいと思います。

DSC_0923.JPG
 ↑ 滋賀弁護士会のゆるキャラ「ナヤマズン」です。

(弁護士 天野康代)

posted by kouhokusogo-lawoffice at 16:30| 犯罪被害者支援

2017年09月11日

適格消費者団体連絡協議会に参加してきました

9月9日(土)・10日(日)に、全国の適格消費者団体・適格を目指す団体の連絡協議会が札幌で開催されました。私は、適格消費者団体を目指している「NPO法人消費者支援かながわ」の事務局長としての立場で参加してきました。

「消費者支援かながわ」は、現在、適格消費者団体としての認定へ向けて具体的な準備を進めていますが、協議会の議論を踏まえると、課題は@事務局体制の整備(事務所を設置した際の駐在者の確保)、A団体運営の細則の整備とそれに基づいた団体運営の過程を書類化出来ているか、の2点になりそうです。
逆に言えば、概ねこの2点の課題がクリアできれば、適格消費者団体の認定を申請しても恥ずかしくはないだけの活動実績や組織は、この2年半の間に作り上げることが出来たのではないかと思いました。

次回の協議会は3月に岡山、次々回は9月に広島で予定されていますが、次々回の協議会に参加する際に「適格消費者団体の認定を受けました」という報告をすることを目標に、活動を継続していきたいと考えています。

前回の名古屋で開催された協議会に参加したのが今年の3月。あっという間に半年が経ってしまった・・。

(弁護士天野正男)
posted by kouhokusogo-lawoffice at 11:16| 消費者支援かながわ