2017年09月11日

適格消費者団体連絡協議会に参加してきました

9月9日(土)・10日(日)に、全国の適格消費者団体・適格を目指す団体の連絡協議会が札幌で開催されました。私は、適格消費者団体を目指している「NPO法人消費者支援かながわ」の事務局長としての立場で参加してきました。

「消費者支援かながわ」は、現在、適格消費者団体としての認定へ向けて具体的な準備を進めていますが、協議会の議論を踏まえると、課題は@事務局体制の整備(事務所を設置した際の駐在者の確保)、A団体運営の細則の整備とそれに基づいた団体運営の過程を書類化出来ているか、の2点になりそうです。
逆に言えば、概ねこの2点の課題がクリアできれば、適格消費者団体の認定を申請しても恥ずかしくはないだけの活動実績や組織は、この2年半の間に作り上げることが出来たのではないかと思いました。

次回の協議会は3月に岡山、次々回は9月に広島で予定されていますが、次々回の協議会に参加する際に「適格消費者団体の認定を受けました」という報告をすることを目標に、活動を継続していきたいと考えています。

前回の名古屋で開催された協議会に参加したのが今年の3月。あっという間に半年が経ってしまった・・。

(弁護士天野正男)
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2017年03月30日

シンポジウムにパネリストとして参加しました

 3月25日(土)、関東弁護士会連合会の消費者問題対策委員会が主催した「適格消費者団体シンポジウム〜関東における適格消費者団体の現状とこれから」というシンポジウムが日比谷図書文化館にて開かれました。

 私は、主催委員会の委員であり、また、神奈川県で適格消費者団体として認定を受けることを目指して活動している「NPO法人消費者支援かながわ」の事務局長という立場でもあるので、このシンポジウムの中で行われたパネルディスカッションのパネリストとして登壇し、神奈川の現状について報告をしてきました。

 消費者支援かながわは、適格消費者団体の認定を目指して活動を開始して、この4月から3年目に入ります。団体の運営にあたっては課題も多くあるので、私の発言部分は泣き言が多くなる予定でしたが、ご一緒したパネリストの方々、特に埼玉で既に適格消費者団体として活動している埼玉消費者被害をなくす会の理事長でもある池本弁護士の話を聞いているうちに、これではいけないと思い直しました。

 その結果、既に認定の申請に向けて具体的に動いている群馬県はさておき、その次に適格消費者団体の認定を受ける団体は神奈川(消費者支援かながわ)であると、自分でも驚くような前向きな発言をして帰ってきました。大変なことになってしまいましたが、ちょうど年度代わりで心機一転という時期でもありますので、日々の業務とともに、消費者支援かながわの活動も改めて頑張っていきたいと思います。

 しかしね・・。いつまでたっても、多くの人がいる前に立って講義や解説をするとか、挨拶をするなんてことに対する苦手意識が抜けません。特にマイクを持ってしゃべるのが・・。パネリストとして壇上でご一緒した方々の堂々たる立ち振る舞いを目の当たりにして、ほんと羨ましく思いました。大して上手くもないくせに、カラオケなんかは割と率先して歌う方なんですけど、それとはまったく勝手が違うようで・・。

(弁護士天野正男)
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2015年04月18日

神奈川にも適格消費者団体を!(そのA)

 神奈川県にも適格消費者団体を立ち上げようと、消費者問題に取り組む弁護士・司法書士、県内の生協、消費者団体、消費生活相談員の方々とともに、昨年12月、適格消費者団体の認定を目指して活動する団体「消費者支援かながわ」を設立しました。今年の4月1日に法人登記も完了し「特定非営利活動法人消費者支援かながわ」として活動を始めています。

 このたび、消費者庁長官の板東久美子氏、埼玉の適格消費者団体の理事長池本誠司弁護士らをお招きして、団体設立を祝す記念シンポジウムを開催することになりました。

日時 平成27年5月16日(土)13時15分〜16時30分
場所 かながわ労働プラザ3階・多目的ホールB
講演
1.板東久美子氏(消費者庁長官)
2.池本誠司氏(さいたま消費者被害をなくす会・弁護士)
パネルディスカッション
・加納克利氏(消費者庁・消費者制度課課長
・黒木理恵氏(内閣府消費者委員会・弁護士)
・今井澄江氏(神奈川県消費者の会連絡会代表理事)
・池本誠司氏

 是非、当日、足をお運びいただければと思います。
 シンポジウムのお知らせ.pdf

弁護士天野 正男
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2014年10月29日

神奈川にも適格消費者団体を!

 神奈川県内に適格消費者団体を作ろう!という動きがあります。消費者問題に取り組む県内の弁護士や司法書士の有志、県内の生活協同組合、消費者団体、消費生活相談員等の参加により、これまで2回に渡って、適格消費者団体の認定を目指して活動するNPO法人の設立へ向けた準備会を開催しており、私も事務局の一員としてこれに参加させていただいています。

 この「適格消費者団体」という団体の役割等については、今後、実際の活動のご報告とともに詳しく説明させていただく予定ですが、ごく大雑把にいえば、団体自身が当事者となって、事業者の不当行為や不当条項の使用をやめるようにという申入れや裁判を行うというのが主な活動になります。

 たとえば、契約書の条項や約款の中に「商品に瑕疵や不具合があっても、交換や代金の返還には応じられません」、「当社は一切の損害賠償責任を負わないものとします」という一文が入っていたり、結婚式場やレンタル衣装、家庭教師や専門学校の契約を中途解約しようと思ったら、過大なキャンセルや違約金を支払わなければならない規約になっていたということはないでしょうか。

 これらの条項や規約は、法律上無効になる可能性がありますので、たとえこのような文言が規定されていたとしても、不具合のある商品の交換や払った代金の返還を求めることが出来たり、過大なキャンセル料を払うことなく契約を解約出来る場合があります。

 ところが、こうした事態に直面しても、そもそも問題点に気が付かない方々も多いでしょうし、仮におかしいのではないかと思ったとしても、「契約だからしょうがない」とか、「裁判にするには金額も少ないし、どうしようもない」と諦めてしまう消費者の方々も多いのではないかと思います。

 適格消費者団体は、事業者に対して、こうした不当な契約条項などの使用中止や是正を申し入れたり、場合によっては、裁判を起こしてこれらの是正を求めていく活動をします。適格消費者団体の活動によって、上記のような不当な契約条項が削除されたり、妥当な内容に改訂されることで、今後、消費者は同様のトラブルに悩むことはなくなりますし、またその活動の成果をもとにして、既にトラブルに遭ってしまった方々についても救済の途が開けるかもしれません。

 適格消費者団体は、こうした消費者トラブルの予防や解決に重要な役割を果たす活動をする団体です。関東近県をみると、東京や埼玉では既に適格消費者団体が存在し、一定の成果を上げていますし、群馬でも適格消費者団体の認定を目指すNPO法人が立ち上がり活動を始めています。

 ところが、神奈川県において、適格消費者団体どころかその前身となるべく団体も存在しないというのが実情でした。東京に次ぐ人口を有する神奈川県において、これはいかにも忌々しき事態だ!ということで、有志による活動が始まったというのが私も参加させていただいている上記の準備会です。年内にNPO法人の設立総会の開催までこぎつけることが参加者の間で確認されており、非常にタイトなスケジュールとなってはいますが、私個人としても、日々の弁護士業務とうまく時間配分をしながら活動を続けていきたいと思います。

 ・・・・なお、設立を目指しているNPO法人の名称は「消費者支援かながわ」に決まりました。その他の名称の案としては、弁護士サイドから一つ、司法書士サイドから一つ出されたほか、事務局という立場にあることをいいことに、私が個人的に考えた2つの案も候補に混ぜておきました(自分の案が採用されれば、名付け親みたいでカッコいいですもんね)。

 で、この複数の案の中から、最終的には平成26年10月の準備会に出席いただいた20名程度の多数決で決めることになったのですが、いざ多数決を取ってみると、私がこっそりと候補に混ぜておいた名称の案は、なんと2案ともに得票ゼロ(ゼロということは私自身も自分の案に手を挙げてはいないのですが・・)。

 ポップなキャッチコピーを考えたり、会話の中に小粋なジョークをアドリブで混ぜるようなことは苦手だという自覚があるので、この結果もごく当然なものと言ってよいのですが、私の得票ゼロの案だって別に適当に考えたものでもないんでねぇ。賛同ゼロという結果に直面したときは、さすがに寂しかったなと。

(弁護士天野正男)


posted by kouhokusogo-lawoffice at 10:42| 消費者支援かながわ